新薬スタチンの発見 - 遠藤章

新薬スタチンの発見

Add: ipunofed17 - Date: 2020-12-17 10:38:23 - Views: 481 - Clicks: 6301

「新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む」 遠藤章 定価: ¥ 1,320 遠藤章 本 book ノンフィクション 教養 青カビからつくられた奇跡の薬、第二のペニシリンとも呼ばれるスタチン。. スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)は、脂質異常症(高脂血症)の治療薬であり、血中のLDLコレステロール濃度を強力に低下させる作用を持っている。 大規模臨床試験の結果、スタチン投与によって冠動脈疾患の発症率及び死亡率を有意に低下させることが証明されており、スタチンは、過去30年間に世界で最も多くの患者に使われた薬物となっている。. History」は,このスタチンの元祖に当たるコンパクチン(ML-236B)を 約30年前に発見され,世界に発信された遠藤章先生をお招きして, 発見に至る経緯や開発時のご苦労などをお伺いしました. ゲスト:遠藤 章先生(バイオファーム研究所所長). See full list on endoakira. (1)遠藤章.紅麹と紅麹菌をめぐる歴史と最近の動向.発酵と工業.1985; 43: 544-552. 63) スタチンは、LDLコレステロール低下力の程度によって、レギュラー・スタチン(メバロチンなど3種類)とストロング・スタチン(クレストールなど3種類)に2分される。 コレステロールは夜間に体内で合成されるため、「HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)」は朝より夕食後に飲んだ方が、高い効果が得られることが知られて」いる。(児島,p. 1966年から1968年、アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)に留学。コレステロールが米国で年間数10万人が死亡する心筋梗塞の主要な原因であることを知る。帰国後有効なコレステロール低下剤の開発を目指して、2年間に6000株の菌類を調べ、1973年に青カビ(ペニシリウム・シトリヌム)の培養液からコレステロール合成阻害剤 ML-236B(コンパクチン)を発見。予想に反してコンパクチンがラットのコレステロールを下げないために、1974年初めに開発が中止される。同じ頃、イギリスの研究者もコンパクチンを発見したが、ラットに無効なことを理由に開発を中止。その後遠藤はラットに効かない原因を突き止め、1976年4-7月、同僚の獣医師と共に、コンパクチンが産卵鶏とイヌのコレステロールを劇的に下げることを示す。しかしながら、翌年の1977年春には、ラットに肝毒性があるとして、再度開発中止の危機に直面。それでも「コンパクチンが安全で有効な薬になる」と信じていた遠藤は、大阪大学医学部の山本章医師と協力して、1978年2月、コンパクチンによる重症患者の治療に踏み切る。同年夏までに最重症の家. 血中コレステロール値を下げる「スタチン」を青カビから発見したとして、ノーベル賞獲得の期待がかかる由利本荘市出身の遠藤章・東京農工大.

スタチンという物質(遠藤は三共内で「ml-236b」と呼んでいた)は、青カビから発見された。 彼は元々貧しい農家で、土やキノコと触れていた。 また幼い頃、ペニシリンやストレプトマイシンなどの抗生物質の発見物語を本で読んでいて、それらも微生物. . Oxford University Press,. 史上最大の新薬“スタチン”の発見と開発 307 還元酵素を阻害する物質の探索研究を開始し た. 研究開始から2 年余,その間に約6,000 株の カビとキノコを調べ,1973 年夏に,京都の米 屋の米粒に付着していた青カビ(Penicillium ci-. 目的の物質を探すために選んだのはカビとキノコでした。カビとキノコからHMG-CoA還元酵素を阻害する物質を生産してくれるものを探そうという試みです。 1971年から2年間、4名のメンバーで6,000株のカビとキノコを調べたとあります。 なぜ遠藤先生がカビとキノコを選んだかというと、少年時代からカビとキノコに親しみ、大学では青カビからペニシリンを発見したフレミングの伝記に感銘を受けたからだそうです。 研究開始から1年後、強い阻害活性を示すものが数株でてきました。その中で最も有望な株は、京都の米穀店の米から分離した青カビ(Penicillium citrinum Pen-51)でした。こういう話時々聞きますが、お米屋さんから買って来た(?)米から出てくるというのが面白いですね。 当初は阻害成分の生産量がとても少なかったのですが、培養方法を改良し、1973年夏にようやく有望な新物質”コンパクチン”を手にすることができました。 しかし、ここからの道のりは決して順調ではありませんでした。. 遠藤章先生のホームページによると、「スタチン」の研究に関する発表は、新聞や雑誌、単行本などで1980年代からされていて、年には、スタチンの発見とこれまでの開発研究が評価され、日本国際賞(Japan Prize)を受章されています。. The Story of Statins. 自然からの贈りものー新薬スタチンの発見と開発.

医薬の分野(9章からなる)ではアヘン、ジギタリス、ペニシリン、経口避妊薬、β―ブロッカー、スタチンなど9種が紹介されている。 年、本書の邦語訳が医学書院から出版されたが、惜しいことに第52章のスタチンには間違いと不適切な表現が多い。. OD>新薬スタチンの発見の本の通販、遠藤章の本の情報。未来屋書店が運営する本の通販サイトmibonでOD>新薬スタチンの発見を購入すれば、ポイントが貯まります。本の通販 mibonではの本 新刊・既刊や雑誌など約250万冊の本が購入できます。. nhkのノーベル賞特設サイト。ノーベル医学・生理学賞の分野で注目されている東京農工大学特別栄誉教授の遠藤章さんと. 遠藤先生は、三共に入社後のアメリカ留学中、日本とは違って肥満者が多く、レストランではサンダルのようなステーキの脂身を丁寧に取り除く光景を目にしていました。 当時、1960年代半ばのアメリカでは、心臓病(心筋梗塞)による死亡者数はがんの死亡者数より多く、年間60~80万人に達していました。心臓病の予備軍である高コレステロール血症患者は1000万人を超すといわれていました。 心臓病の予防にはコレステロール低下剤が不可欠なのに、有効な薬がない状態でした。 コレステロールは大半が肝臓でつくられます。そして、食事から入ってくるコレステロールより、肝臓でつくられるコレステロールの方が多いのです。 肝臓では、外から入ってくるコレステロールが多い場合、コレステロール合成を抑える仕組みがありました。その主役はHMG-CoAをメバロネート(メバロン酸)に変えるHMG-CoA還元酵素です。コレステロール合成を制御しているのがHMG-CoA還元酵素だったのです。 そこでHMG-CoA還元酵素の阻害剤が有効なコレステロール低下剤になると考え、帰国後、開発が始まりました。. (5) Billy Woodward, Joel Shurkin, Debra Gordon. 製薬・医学界の熾烈な開発競争を凌ぎ、〝奇跡の薬〟を生み出した情熱と決意の物語ガードナー国際賞、ラスカー臨床医学研究賞、アルパート賞、ウィーランド賞・・・・・・海外の著名な医学賞を次々に受賞し、日本人初の全米発明家殿堂入りも果たした農学博士・遠藤章。その遠藤博士が. スタチン発見の検証(日本で発見された薬剤) 遠藤 章 循環器専門医 18(2), 362-367,.

See full list on hakkou. See full list on wpedia. 1933年に農家に生まれ、少年時代から菌類に親しむ。東北大学農学部在学中は、青カビからペニシリンを発見したアレクサンダー・フレミングを知り、傾倒する。1957年同大を卒業して三共株式会社に入社し、果汁と果実酒の清澄化に用いるペクチナーゼという菌類の酵素を発見して2年後に商業化に成功。1966年東北大学農学博士。論文の題は「Studies on pectolytic enzymes of molds(糸状菌のペクチン質分解酵素に関する研究) 」。.

See full list on yakugai. 78) 遠藤章.スタチン開発から学んだこと. スタチンの発見は、高コレステロール血症と関連疾患の予防、および基礎研究に多大な進歩をもたらした。 遠藤と共同研究を行い、コレステロールの代謝・作用機序を解明したアメリカの マイケル・ブラウン と ジョーゼフ・ゴールドスタイン の2名に. 日経サイエンス 年11月号(vol. 遠藤 章著:自然からの贈りもの―史上最大の新薬誕生.メデイカルレビュー社、. 「スタチン」と総称される物質の第1号として「コンパクチン」に、コレステロール低下作用があることを発見した。 遠藤さんは、製薬会社.

新しいコンパクチン(ML-236B)の生産菌を発見して、特許を出願した。この特許を合同酒精(現オエノングループ)がプラバスタチン(メバロチン)の後発品の開発に利用した。 農工大を定年退職後、コンパクチン(ML-236B)の製造法を更に進め、この技術を協和発酵がプラバスタチンの後発品の開発に利用した。. 65) なお、いずれのスタチンも忍容性に大きな差はない。つまり、長期間安全に服用できる薬物ばかりである。したがって、スタチンの使い分けは、必要とするLDLコレステロール値の低下力に応じて行う。. 『新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む』 遠藤 章著 岩波科学ライブラリー 年 『自然からの贈りもの 史上最大の新薬誕生』 遠藤 章著 メディカルレビュー社 年 『世界で一番売れている薬』 山内喜美子著 小学館 年. 新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む - 遠藤章/著 - 本の購入はオンライン書店e-honでどうぞ。書店受取なら、完全送料無料で、カード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけます。 Amazonで遠藤 章の岩波科学ライブラリー 123 新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む (岩波オンデマンドブックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。遠藤 章作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. 遠藤はモナコリンKと共に側鎖のないモナコリンJを発見し、日本で出願した。 メルクは世界市場で販売できるシンバスタチンをロバスタチンに次いで開発した。 ロバスタチンからシンバスタチンを合成する中間体の一つがモナコリンJである。.

著書に『自然からの贈り物─史上最大の新薬誕生』(メディカルレビュー社)、『新薬スタチンの発見─コレステロールに挑む』(岩波書店)。 農芸化学賞、ウィーランド賞、東レ科学技術賞、アルパート賞、日本国際賞、マスリー賞などを受賞。. isbn遠藤 章著:新薬スタチンの発見―コレステロールに挑む.岩波書店..isbn; 山内喜美子著:世界で一番売れている薬. スタチンの発見 世界で初めてスタチンを発見したのは日本人である遠藤章です。1973年、彼は約6000種類ものカビを二年かけて選別し、青カビの一種からメバスタチンを発見しました。 しかし、それからスタチンの歩む道は険しいものでした。.

新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む (岩波科学ライブラリー)/遠藤 章(自然科学・環境:岩波科学ライブラリー) - 動脈硬化や心臓病の特効薬として、毎日世界中で3000万人以上の人が服用するスタチン。. 2時間の間に収まっている。それに対して、用法はいずれも1日1回投与となっている。この場合、反復投与しても定常状態には達しないことは確実である。 それでは、なぜスタチンが効果を発揮するかといえば、それは、LDLレセプターの活性が丸1日持続することによると考えられる。 そして、ストロング・スタチン(3種)の血中濃度半減期を確認すると、10~20時間の間に収まっており、レギュラー・スタチンの場合(1. 新薬スタチンの発見 - コレステロールに挑む - 遠藤章 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!. 1976年7月、三共はメルクと秘密保持契約を結び、78年10月まで2年余、コンパクチンの結晶と非公開実験データをメルクに送り続けた。 我々はコンパクチンを両社で共同開発するものと思ったが、メルクは三共に断りなく、78年11月頃にAspergillus terreusからロバスタチン(メビノリンと命名)を発見し、79年6月に出願していた(図3)。 同じころ、遠藤は農工大で紅麹菌(Monascus ruberM1005 )からロバスタチン(モナコリンKと命名)を発見し(図3,4)、79年2月に出願し、権利を三共に譲渡した。 メルクがロバスタチンに発がん性のないことを証明して開発に成功し、商業化した(商業化スタチン1号)。 三共はモナコリンKを開発せず、出願した先願主義国(ドイツ、英国、日本など30か国)で対メルクの防衛特許に利用し、これらの国でのメルクのロバスタチンの開発を阻止できた。 ロバスタチンに続き6種のスタチンが開発・商業化された(図4,5)。 日本では上述の理由でロバスタチンは開発されなかった。 ロバスタチンの後に開発されたスタチンはすべて構造の活性中心部分が共有のコンパクチン誘導体である。.

コレステロール低下薬スタチンの発見と開発-9 冠動脈疾患(図1)というのは心臓病で,心筋 梗塞とか狭心症とかありますが,この冠動脈疾患 が世界の死因別死亡の第1位でして,who の 年のデータによると1,700 万人が冠動脈疾. 併用禁忌の場合有り(スタチン系薬:OATP1B1の基質、シクロスポリン:OATP1B1の阻害薬) 参考)「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」厚生労働省 ネフローゼ症候群の治療では、ステロイドに加えてシクロスポリン(ネオーラルなど)などの免疫抑制薬を追加投与されることが多い。そして、ネフローゼ症候群の患者は高LDL血症を合併しやすく、スタチン系薬が併用されることも多い。 スタチン系薬の多くは、OATP1B1(有機アニオントランスポーターの一種)の基質である。つまり、OATP1B1によって肝臓に取り込まれる。(OATP1B1:organic anion transporter 1B1、有機アニオン輸送ポリペプチド)pp. 遠藤章先生、ガードナー国際賞受賞おめでとうございます!! 血中コレステロールを下げる物質「コンパクチン(スタチン)」を発見し、動脈硬化の治療薬の開発に貢献した、東京農工大学 特別栄誉教授の遠藤章先生が、ガードナー国際賞を受賞されたと3月28日に発表されました。. 2年間のアメリカ留学(1966-68)で、先進国では動脈硬化性疾患である心筋梗塞と脳梗塞が主要死因のであることを知った。 当時、体内コレステロールの大半が肝臓で合成されることが知られていた。 更に留学時に他の研究者がHMG-CoA還元酵素がコレステロール合成の律速酵素であることを立証した。 そこでHMG-CoA還元酵素の阻害剤が有効なコレステロール低下剤になると考え、 帰国後の1971年4月に菌類から阻害物質を探すプロジェクトを立ち上げた。 2年間で6,000株余の菌類を調べ終えた73年7月に、青カビ(Penicillium citrinumPen-51) からML-236B (コンパクチン、メバスタチン) を発見した (図1、2)。 コンパクチンは生体中ではラクトン型から酸型に変わること分かり、 酸型とHMG-CoAの構造の一部が似ていた(図2)。 1974年2月、ラットに1週間投与したが血中コレステロールが下がらないので、 担当した中央研生物グループの判定で、 開発が中止された。 我々はこの判定に納得せず、酸型とHMG-CoAの構造の一部が似ていることを手掛かりに, コンパクチンがラットに効かない原因を研究した。 ラットに効かないのは本酵素の拮抗阻害剤であるコンパクチンがラット肝のHMG-CoA還元酵素活性を6-10倍に誘導し、阻害作用を打ち消すのが主な原因と分かった。 コンパクチンが肝HMG-CoA還元酵素が誘導されたラットには効いたので、肝HMG-CoA還元酵素が誘導されていると予測した産卵鶏で投与したところ、 劇的に効くことが分かった。 更にイヌ、サルでも血中コレステロールに35-40%の低下が認められたので、76年8月に 開発が再開された。 翌77年4月、ラットの5週間の中期毒性試験で肝毒性があるとして、 再度開発が中止された。今回のトラブルは臨床医(阪大病院の山本章医師)の協力で重症患者を治療し, 薬効と安全性が確かめられたので、再度復活して、78年11月, 正規の臨床試験に入った。 臨床試験は極めて順調にフェーズ2まで進んだ。 私はコンパクチンの開発が一段落したら、大学へ移りたいと考えだったので、臨床試験に入った78年末に三共を退職し、79年初めから東京農工大学に勤務した。 並走中のイヌの2年間の長期毒性試験は、当初1年(52週間)の計画であっ. (1)遠藤章.麹.特公昭年10月5日(1981年3月9日出願). 2. 123,財団法人本田財団,. . 遠藤章「新薬スタチンの発見―コレステロールに挑む」岩波書店、 山内喜美子「世界で一番売れている薬」小学館、 遠藤章ウェブサイト.

発見したものの再三開発中止に追い込まれ、土壇場でついに認められるという波乱の道のりを発見者自らが語る。 新薬スタチンの発見 - 遠藤章 新薬スタチンの発見 / 遠藤 章【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア. 遠藤章 新薬スタチンの発見 コレステロールに挑む 岩波科学ライブラリー : 遠藤章 | HMV&BOOKS online本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。. Grundyによれば毎日4000万人近い患者に投与され、同じ青カビから発見されたペニシリンと並ぶ奇跡の薬と呼ばれている。 スタチンは患者に5年間投与する大規模臨床試験が27回行われている。 動員した患者は延17万人に及んだ。 その成績をまとめると、スタチンは血漿LDLコレステロール値1/3下げ、スタチンは心筋梗塞と脳梗塞の発症率を1/3下げ、生存日数を延長する。 スタチン治療で長生きできた人は何百万人になると言われている。 世界の死因で1位と2位を占める心疾患と脳卒中による死亡者が、先進国では最近30年で半減した(50%低下)したが、この半減に最も貢献したものの一つがスタチン製剤である。 スタチン製剤の総売上高は年に250億ドル(約3兆円)に達した。 その中にはアトルバスタチンのように世界市場最初の年間売り上げが1兆円超の製剤もある。 スタチンの発見と開発の詳細についてはウェブサイトの「遠藤とスタチンに関する論評・著書」などを参考に薦めます。. 新薬スタチンの発見 : コレステロールに挑む 遠藤章著 (岩波科学ライブラリー, 123) 岩波書店,.

(2)紅こうじ清酒-ヤエガキ酒造.バイオ産学協同-健康志向つかむ.日本経済新聞, 1987年2月7日(土).. (株)メデイカルレビュウ社、遠藤章. 新紅麹菌発見を 、90年代半ばには山之内製薬(現アステラス製薬)との共同で健康食品の開発を進め、97年に発売した。その後数社がこの新紅麹を用いた健康食品を開発した(図1)(1)。 1.

スタチンの発見者,遠藤章氏に聞いた。 ――農家のご出身で,農学部進学時は農業技師をめざしていたそうですが,在学中に応用微生物学に関心を移されたのはどういった経緯でしょうか。. 5.史上最大の新薬“スタチン”の発見と開発 遠藤 章 1) 1) 株式会社 バイオファーム研究所 代表取締役所長/東北大学 特任教授/金沢大学 客員教授. 80-84 シクロスポリン(ネオーラルなど)は、OATP1B1阻害薬である。したがって、シクロスポリンとスタチン系薬を併用すると、スタチン系薬の肝臓への取り込みが阻害されて、スタチン系薬の血中濃度が大幅に上昇するという現象が起きる。 各薬剤ごとの「シクロスポリン併用時のAUCの最大上昇幅(複数資料で確認)」は、フルバスタチンの4倍からプラバスタチンの23倍までばらついている。その結果、ピタバスタチンとロスバスタチンでは併用禁忌、そのほかの薬剤は併用注意となっている。 ただし、併用禁忌あるいは併用注意の違いについては、次のような背景を考える必要がある。 すなわち、発売年次の新しいピタバスタチンとロスバスタチンでは、治験時に併用試験を行った。しかし、それ以前に発売された薬物では、治験段階では相互作用のメカニズムすら分かっていなかった。だから、併用試験を行っていないというだけの話である。 フルバスタチン以外の薬物は、シクロスポリンとの併用禁忌として取り扱うべきであろう。そうした中で、フルバスタチンは、シクロスポリン服用患者のLDL-C値を下げるために使うスタチンとして使用可能な薬物である。 その根拠は、以下のとおりである。 ローコール(フルバスタチン)の添付文書を確認すると、確かにシクロスポリンとの併用注意となっている。そしてその理由は、「(共に横紋筋融解症の報告があるので)横紋筋融解症があらわれるおそれがある」からとなっている。 添付文書では、併用によってフルバスタチンの血中濃度が約4倍になる点には何ら触れられていない. 1974年に三共中央研究所の生物学グループがコンパクチンの薬効を評価しましたが、コレステロール低下作用がまったく認められませんでした。当時は、検体を若い健常ラットに1~2週間経口投与する評価法が流行していました。 HMG-CoA還元酵素を阻害する物質を若い健常ラットに与えても、ラットの肝臓ではHMG-CoA還元酵素が8~10倍増加してコレステロールを生産していたのです。 そこで、血中コレステロール値が異常に高い動物なら効くだろうと産卵鶏で薬効を評価することにしました。実験は成功で、副作用はほとんどありませんでした。 ところが、1977年には、肝毒性問題が起き開発が中止されました。しかし、臨床試験として家族性高コレステロール血症の10人に投与したところ、コレステロール値が約30%低下し、治療中、重篤な副作用は見られませんでした。 臨床試験が進んでいた1980年、イヌの長期毒性試験で発がん性があると疑われ、開発は全面的に中止されてしまいました。 遠藤先生は、すでに退職し、東京農工大学に勤めていましたが、転職後まもなく紅麹菌(Monascus ruber)からコンパクチン同族体「モナコリンK(ロバスタチン)」を発見し、モナコリンKの特許を三共に譲渡していました。同じ頃、アメリカのメルク社も別のカビ(Asoergillus terreus)からロバスタチンを発見していました。 しかし、三共の後を追ってメルク社もロバスタチンの臨床試験を中止しました。 その後、1981年に日本で7名の重症患者をコンパクチンで治療し、画期的な成績を発表したのを機にスタチンの開発が再燃しました。 この治療で患者のLDLコレステロール値は29%低下し、HDLコレステロールは若干上昇したそうです。 そして、1984年にメルクから商業化スタチン第1号として、ロバスタチンは「メバコール」の商品名で発売されました。 三共からは、1989年にコンパクチンに水酸基(OH)1個をつけたプラバスタチンが発売されました。 スタチンは、世界中で3000万人以上の患者に毎日投与されているそうです。コンパクチンを発見されるまでの試行錯誤も大変なことだと思いますが、そこから先、製品化までに何度も来た開発中止の危機。普通ならあきらめてしまうのではないかと思います。すごい方だなと思います。 遠藤章ウェブサイト 新薬スタチン. 64) そこで、通常のスタチンの用法・用量では、夕食後投与が勧められている。 しかし、「「ストロング・スタチン」は作用が長続きするため、朝でも夕でも効き目は変わり」ない。つまり、「用法も「夕食後」にこだわる必要は」ない。(児島,p. 2時間)よりも長くなっている。 レギュラー・スタチンが丸1日効果を発揮するのであれば、ストロング・スタチンでは丸2日くらいは効果が持続するかもしれない。ということであろうか、ロスバスタチン隔日投与などの処方を時々見かけることがある。 「実践薬学」には、「半減期が11時間もあるピタバスタチンなら、隔日服用でもきっと効いている」という文章と、「スタチンの隔日投与の有用性について、少数の報告はあるようだが、エビデンスと呼べるような研究は見当たらなかった」という文章が併記されている。p57-60 スタチンの隔日投与が有効なのかどうか私には判断できない。 薬物動態学は、主として薬物血中濃度の時間的推移に注目する学問である。以上では、それだけでは解明できない薬効として、LDLレセプターの活性持続時間について考えてみた。. 79) 遠藤章.史上最大の新薬”スタチン”の発見と開発(講演記録). 中国大陸と東南アジア諸国で数百年以上前から酒類の製造、食品の着色・保蔵、漢方に用いられてきた紅麹を、日本人の嗜好にあうように改良し、国内での普及を目的に取り組んだ研究テーマ(図1)(1)。1987年にヤエガキ酒造(株)(兵庫県)が新紅麹を用いた清酒「続青春」を発売した(図2)(2)。 1.

スタチンは、優れたコレステロール低下作用を示す薬の総称で、「悪玉コレステロール」として知られるLDLコレステロールの血中濃度を強力に下げる働きがあります。 スタチンは、安全性と薬効にきわめて優れた画期的な薬で、1994~年までにアメリカの冠動脈疾患の死亡率は33%低下したとあります。. 「新薬スタチンの発見―コレステロールに挑む」岩波書店 年 参考「世界で一番売れている薬」山内貴美子著 小学館 ※スタチン開発の歴史を遠藤 章氏の伝記風にまとめた ノンフィクション作品 ほか多数. Amazonで遠藤 章の新薬スタチンの発見―コレステロールに挑む (岩波科学ライブラリー)。アマゾンならポイント還元本が多数。遠藤 章作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. その中での一番の成果は1970年代初めに青カビからコンパクチンを発見し、その後数種の同属体(スタチンと総称)がコレステロール低下薬として.

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